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2007年 マカオグランプリレポート

日本人が大活躍のマカオグランプリ。練習の様子から本番、記者会見までナビが密着レポート!

こんにちは、香港ナビです。毎年秋のビッグイベント、第54回マカオGPがマカオの道路を封鎖して作られた公道サーキット“ギア・サーキット”で開かれました。香港ナビでは日本人に焦点を当てたリポートをしたいと思います。

日本人とマカオGPの相性は良い!?

マカオGPと日本人ですが、結構、関係が深いです。ADVANブランドで横浜タイヤがタイヤを供給していますし、マカオGPと同時に行われるバイクのレースでは、60年代から70年代にかけて日本人が5連覇したり、2001年にはF1レーサーである佐藤琢磨がアジア人として初めてマカオを制したりました。

今年は31人がエントリーして、F3レベルのナンバーワンを競います。うち日本人は、小林可夢偉、大嶋和也、塚越広大、伊沢拓也という4人のレーサーが出場しました。小林はヨーロッパの競合がひしめくユーロF3シリーズで総合4位、大嶋は今年の全日本F3のチャンピオン、塚越は全日本4位、伊沢は同じく全日本6位でした。全日本トップに立った大嶋には、佐藤琢磨以来のマカオ制覇が期待されていたようです。
談笑する塚越と伊沢

談笑する塚越と伊沢

トヨタの支援を受けて
ステップアップ
してきた小林

トヨタの支援を受けて ステップアップ してきた小林

童顔だけど才能
あふれる大嶋

童顔だけど才能 あふれる大嶋

調子をちょっとずつ上げていく日本人レーサー

初日木曜日の練習走行では、塚越が5位、大嶋が12位、小林が13位、伊沢が21位と、あまり結果が振るいません。ですが、午後の予選では、塚越が6位、小林が7位となかなかのポジションにつけますが、この日は車の調整をしているようで、レーサーはあまり順位を気にしていないようでした。

続く金曜日。練習走行で、塚越が2位と好調さをアピール。木曜日はトップ10に入れなかった大嶋が5位と一気に調子を上げてきます。小林は12位、伊沢は27位となりました。昨日と同じく午後からの第2予選では、塚越が3位、小林が7位、大嶋が8位、伊沢は24位と3人がトップ10入り。明日の予選レースが非常に楽しみになってきました。
塚越のガレージ内。整備に
余念がありません

塚越のガレージ内。整備に 余念がありません

ピットレーンの出口で
スタートの練習
をする伊沢

ピットレーンの出口で スタートの練習 をする伊沢

グランドスタンド前での
大嶋の走り

グランドスタンド前での 大嶋の走り

予選レース終了後、日本人の記者との
囲み取材を受ける塚越

予選レース終了後、日本人の記者との 囲み取材を受ける塚越

土曜日は、日曜日のスタート順を決めるためのレースが行われます。大嶋は確実に走りきり3位でレースを終えて、日曜日の決勝は優勝を狙える位置に来ました。一方の塚越はリスボアベンドというコーナーでのアクシデントに巻き込まれ、その後、再スタートをしたものの9位に沈んでしまいました。伊沢は18位で予選を終えたものの、小林に至ってはスタート直後にエンジントラブルでリタイア第1号に。決勝は最後尾(=30位)からのスタートという最悪の結果となってしまいました。大嶋はコメントの中で「明日は良いスタートをして、レースを戦いたいですね」と気合を入れ直していました。

塚越、9位→2位に!

車検を終えた伊沢の\nマ シン

車検を終えた伊沢の\nマ シン

スタート直前の大嶋

スタート直前の大嶋

マシンとマスクをかぶる大嶋

マシンとマスクをかぶる大嶋

日曜日のレースは非常に過ごしやすい気温で、絶好のコンディションとなりました。3位スタートの大嶋は、まずまずのスタートを切り、1周目を終えるときには順位をひとつ上げて、トップのジャービスを追っていきます。これから数周の間ジャービスと大嶋は、毎周、ほぼ同じラップタイムを刻みます。見た目は同じ距離感ですが、両選手とも全開で走っているのが分かりました。
一方の塚越選手は、車の調子がよいのか、ほぼ毎周ごとに順位を上げていきます。彼の車はオレンジ色でひときわ目立つのですが、車を次々と抜く走りは本当に輝いていました。
マカオのコースはミスをひとつすると、壁にぶつかってあっという間にリタイアとなります。伊沢は、ミスをしない確実な走りでレースを進めています。また、土曜日のレースで最後尾スタートという不運に見舞われた小林は、塚越同様、車を抜きまくりのレースをします。気付けば8周の時点で15位まで順位をあげる鬼神の走行を見せてくれます。テレビはトップ争いを中心に映すのですが、小林の走りは目立ったのか、英語の実況していた人は「小林が○位まで順位を上げてきました」とコメントするほどでした。
左から伊沢、大嶋、小林の走り。同じコーナーでも走り方に個性が出ます 左から伊沢、大嶋、小林の走り。同じコーナーでも走り方に個性が出ます 左から伊沢、大嶋、小林の走り。同じコーナーでも走り方に個性が出ます

左から伊沢、大嶋、小林の走り。同じコーナーでも走り方に個性が出ます

レースの分かれ目となったのは、7周目に起きたフランク・マイルーというレーサーによるクラッシュ。これによりレースカーを除去するため8周目にセーフティーカーが入ります。これでトップに立っていたオリバー・ジャービスと大嶋の距離は実質なくなりました。つまり、再スタートがポイントだったのですが、ジャービスが巧みなスタートを見せて大嶋に抜かれるどころか、逆に差をつけました。

相変わらず絶好調の塚越は、大嶋を抜いて2位まで順位を上げてきます。このままジャービスをとらえるかと思いましたが、時すでに遅しで、ジャービスが15周をすべてトップという完璧な走りで優勝を果たしました。大塚2位、大嶋は3位と日本勢2人が表彰台に上がり、優勝は出来ないものの、すばらしい結果を残しました。

記者会見で大塚は、「9位スタートから2位まで上がれて非常に満足しています。いい走りが出来ました」と満足した表情です。一方の大嶋は「チームメイトのジャービスと1、2でフィニッシュできたかもしれないので、3位という順位は残念ですね」と悔しさをあらわにしていました。
レース後、手を上げながら戻ってきた塚越

レース後、手を上げながら戻ってきた塚越

記者会見での塚越。水を飲んで水分補給です

記者会見での塚越。水を飲んで水分補給です

ポルシェのレースでも日本人が表彰台に

レース中、ずっとバトルをしていた沢。でも記者会見では冷静に対応していました
マカオGPではサポートレースもたくさんあるのですが、その中でスポーツカーのポルシェだけのレース「ポルシェ・カレラ・カップ・アジア」に日本人レーサーの沢圭太が参戦しました。彼はシリーズで総合3位(1勝)につけるトップレーサーです。5番手からスタートした沢は、香港のトップレーサー李英健(マーチー・リー)との接近戦バトルに競り勝って見事、3位を獲得しました。 沢は「予選を失敗して5番手からのスタートというのが辛かったけど、よく走れたと思う。来年はヨーロッパの方のレースに参加できればいいと思っています」と語ってくれました。
珠海のサーキットでも開催が予定され
ているA1GPのマシンによるデモ走行
もありました

珠海のサーキットでも開催が予定され ているA1GPのマシンによるデモ走行 もありました

いかがでしたか? 帰りの香港行きのフェリーは、スタンバイの列が長蛇の列になるなど、大勢の人であふれていて疲れる状況でしたが、塚越の活躍に疲れが吹き飛びました。以上、熱狂のマカオから香港ナビお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-11-21

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